時を超えて〜Endless Love

25年の時を超えて再会した彼と再び恋に落ち、何度も出会いと別れを繰り返してきました。そして2年ぶりに再び繋がった私達。

無題

私は彼と一緒に過ごした3年間で、愛し愛される事の喜びを生まれて初めて知りました。


何もなくて貧しかったけど、心は豊かで本当に幸せでした。


彼の心が手に取るように分かって、彼に守られていつも安心でした。


彼の夢は、私の夢。

ずっと一緒。

そう思っていました。


でも、私が就職をして先に社会に出た事で、少しずつ2人の間にズレが生じてきました。


そして私は彼以外の人を好きになったのです。


私が別れを切り出した時、初めて彼の涙を見ました。


「嫌だ」


彼は何回もそう言いました。


私も泣きました。

二人でたくさん泣きました。


この日、それまで生きてきて、一番悲しい別れを経験したように思います。


別れた後も、彼は私に「戻って来い」と言い続けてくれました。

でも私は、そう言ってくれる彼が疎ましかった。


それなのに数年が経ち、彼に彼女が出来た事を知ると、私の心がざわつきました。

人のものになった途端、焦りだしたのです。


勝手だとはわかっていても、彼が人のものになる事が耐えられなかった。


そして思い切って、彼に電話をかけました。


「すぐにおいで」


そう言ってくれる事を期待して。


でもその時の彼の口調で、部屋に誰かいる事はすぐに察しがつきました。


「ひとりじゃないよね?」

「うん」


タイミングは最悪で、結局何も言えませんでした。


そして彼はその数ヶ月後に彼女との結婚を決めたのです。


「彼女が妊娠した。結婚しなくちゃいけなくなった。俺の人生はこれで終わった」



何でこんな結婚報告なんかしてきたんだろう。

何で幸せいっぱいの結婚報告じゃなかったんだろう。


彼の気持ちが何処にあるのか知りたかった。

それを確かめるために最後、私は彼に抱かれに行きました。


でも何も感じなかった。

彼と体を重ねて、何も感じなかったのは初めてでした。


そして彼は間もなく結婚し、もう2度と会ってはいけない人になりました。


彼は、身勝手で我儘な私を一度も責めた事はありませんでした。

責めるどころか、ずっと好きだと言ってくれました。

再会してからも「あの頃の僕には力がなかった。何もなかった」

そう言って、私のせいではないと言ってくれたのです。


私は彼の優しさに触れる度に、後悔の波に飲み込まれていきました。




ここまで書いて、今かなり辛くなりました。

読み返すと、涙が出ます。


あまりにもとりとめもない文章に、タイトルも思いつかないほどです。


少し間を置きたいと思います。


最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。

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