時を超えて

人生をかけて愛した人の事を綴ります

素直になれたら......

「あなたは何もわかってない!

私はあなたと再会してから今日まで、あなたを想わなかった日は1日もなかった。

私はこの家で夫の食事の用意をしながら、夫のワイシャツにアイロンをかけながら、ずっとあなたを想っていたんだよ!

全てを捨てて走り出しそうになった事だって何回もあるの!

頑張れって、何を頑張ればいいの?

私の幸せって何?

夫と何不自由なく暮らしていく事が私の幸せ?

それをあなたは願っているんだよね。

だとしたら、これで本当にサヨナラだね」



こんなメールを作ったものの、送るにはかなりの勇気が必要。

何回も読み返しては、溜息をつく。

この繰り返しでした。

でもそんなある日、いつものようにメールを読み返して修正して下書き保存するはずが、間違えて送信を押してしまったのです!

慌てて電源を切ったのですが間に合わず、この最悪なメールは、とうとう彼の元へ届いてしまいました。

しかも平日の真昼間に......。

仕事中にこんなメールが届いたら、誰だって怒るに決まってる。


しばらくは何をする気も起きずに放心状態で、その場にへたり込んでしまいました。


これで本当に終わった。


もちろん彼からの返信はなく。

そして思いました。

これが運命なのかな。

私達はきっとダメになるようにできてるんだろうな。

これで良かったんだ。


でもそれから数ヶ月が経って、朝方1件の着信に気がつきました。


夜中の電話。


こんな事をする人は一人しかいない...。

嬉しいやら腹立たしいやらで、涙がこぼれました。


何で?


大好きなのに素直になれない。

嬉しい気持ちを真っ直ぐに彼に伝える事ができてたら、無駄に離れた時間を作らずに済んだのかもしれない。


悲しい事にそれは今も同じで、相変わらずめんどくさい女やってます。