時を超えて

人生をかけて愛した人の事を綴ります

永遠の別れ

私達は絶対に離れない。

僕達は最後に結ばれる。

あなたがいれば他には何もいらない。

愛してる。

100年後も1000年後も愛してる。

永遠だね。

そう.....永遠。

永遠。


私達はありとあらゆる言葉で気持ちを伝え合い、お互いが最初で最後の相手である事を確認しました。

色々遠回りしたけれど、離れていた時間なんてすぐに取り戻せる。

そう思っていました。


そしてとても幸せだった。


でも去年の春。

予期しなかった出来事に私達は翻弄され

思考回路も停止したまま彼から告げられたサヨナラ。

昨日まであんなに幸せだったのに。


原因は私の発した一言。

この一言が彼を怒らせてしまった。

いえ、それだけではなかったのだと思います。


今までの積み重ね。

私の早合点と自分勝手が招いた結果。


彼の心を知ろうともしないで、でも彼の愛情は測りたくて、何度もサヨナラを言って離れた時間を作ってしまった。

そのくせ嫌われたくなくて、言いたい事の半分も言えなかった意気地なしの自分。

そこに彼は嫌気がさしたのだと思います。


そして私達は直接話すこともなく、終わったのです。


切なさと悲しみは、時間場所関係なく襲って来ました。

食事の用意をする時も、ドライヤーで髪を乾かす時も、車の運転をする時も。

何気ない日常の中で、突然涙が溢れます。

自分でもこのままおかしくなってしまうのではないかと心配するくらい、泣き暮らしていました。


彼にどんな言葉も届かない事が悲しくて、悔しかった。




そんな中、別れた数ヶ月後に2度、彼からメールが来た事がありました。


1度めは今まで言えなかった事を全部詰め込んだメールを送った時。


たったひと言「ごめんな」と。



2度目はそれから数ヶ月後の秋でした。

夜中の突然のメール。


「ヤバいかも」


たった5文字。


何が言いたいのやら。

誰が返信なんかするもんか!


でも翌朝、彼の万全ではない体調が悪くなったのでは?と心配になり「どうしたの?」と返信しましたが、それっきり彼はまた姿を消してしまいました。


何を伝えたかったの?

どんなに聞いても、何も答えてはくれませんでした。



そのうち私の心も次第に落ち着きを取り戻し、心の底から笑えるようになりました。


もういい加減線引きして前を向こう。

そう思った私は、今年の5月に彼に最後のメールを送り、お互いの連絡先を消す事を提案したのです。

私からこんな事お願いするのは感じが悪いけど。

でもこれから彼のいない世界で生きていくのに、彼を少しでも感じると挫けてしまうから。


そして返信がない事が彼の答え。

これで永遠のお別れとなりました。



離ればれになった今。

まだ彼と再会した意味を見出す事はできないけれど、「昔の恋のやり残し」という宿題を終えたようなそんな感覚もあります。


私は今夫との関係を修復し、幸せに暮らしています。

この夏は夫と二人で数年ぶりに旅行に行きました。

もしも彼と今も繋がっていたら、不器用な私は夫と笑い合う事なんて出来なかったと思います。


彼が今何を思っているのかは分かりませんが、きっと私の幸せを願ってくれているのではないでしょうか。


私の中には彼がいる。

それはこれからも変わらない。


ここまで書いてかなり気持ちがスッキリしました。

これで明日からまた前向きに頑張れます。


そしてここからは、もう書く事がないのです。

記録として残す意味でアカウントはそのままに、今日でひとまず終了とさせていただきます。


こんな拙い失恋ブログを最後まで読んで頂いてありがとうございました。


どうか皆様がこれからも大切な方と、素敵な日々を送れます事を心より願っています。


お元気で。


あみ

彼の想い

張り詰めた緊張感の中で、夫に必死に作り上げた嘘のストーリーを話しました。

何をどう話したのか今では全く思い出せないほど、頭をフル回転させたような気がします。


もちろんこの日の説明だけで夫が100パーセント納得するわけはありません。

今後の話し合いで夫が離婚を望むのなら、素直に応じるしかない。

ただ、この日は彼に迷惑がかかる事だけは回避できた事が本当に良かった。

でも彼に連絡する事も、会うことも、もう二度とできない。


その日の夜中に心配してるであろう彼に、メールで状況を伝えました。


「心配かけてごめんなさい。

何とかあなたに迷惑がかからない状況だけは作る事ができました。


ただ、私の気持ちが自分にない事を夫は分かったようです。

これからの事は夫の判断に任せようと思っています。


もうあなたに死ぬまで会えないのが悲しいけど、頑張って生きていくね。


どうか元気でね」


するとほどなくして、彼の思いがいっぱい詰まった長文のメールが届いたのです。


「もしかして旦那さんから、僕を守ってくれたの?

ありがとう。

あみはいつも僕に優しいね。

永遠の愛なんて2人にしか分からない。


昔さよならしたあの場所が僕らの分岐点だったね。


あの頃の僕には力がなかった。

何もなかった。


僕はあみの幸せを一番に願ってるよ。


大丈夫!

離れていても心の中で抱きしめてる」



私はこの彼のメールを読みながら声を押し殺して泣きました。

彼は逃げたりしなかった。

私は今まで何やってたんだろう。

彼のどこを見てきたんだろう。

本当にごめんなさい。


そしてこの事をきっかけに、私達は2年ぶりに復縁しました。



私はこの日の事を生涯忘れる事はないと思います。

私が一番苦しい時に側にいてくれた事。

彼にとってもどうなるか分からない危機的状況の中で、私を救ってくれた事。

本当に感謝しかありません。

離れ離れになった今は、そんな感謝の気持ちを伝える事はできなくってしまったけれど。


ただ、全てを乗り越えて今は幸せにやっている事をいつか伝えたい。

そう思っています。

彼を守るための言い訳

お互い伝えたい事があるのに上手く伝える事ができない。


私が「会いたい」と送れば彼からは「抱きたい」と返ってくる。

嬉しいのに。

ドキドキするのに。

でも、たった4文字のメールで今までの事を全部帳消しにできると思ってる彼の自信に腹が立つ。


そしてそんな時、夜中に思い切り酔って彼を追求するメールを打ちながらソファで眠ってしまいました。



すると翌日の朝方、家中に響く夫の怒号で目が覚た私は、嫌な予感に心と体が震えました。


それは前日の夜の事。

家にある充電器のうちの一つが壊れてしまい、充電を夫に譲ったのですが、翌朝気を利かせた夫が私のスマホを充電してあげようと充電器を差し込んだ瞬間、真っ黒だった画面から彼に打ちかけて保存しないままのメールが浮かび上がったのです。

夫は携帯を見る人ではなかったので、完全に油断していました。


そして「そういう事だったのか!」と。


「違う...色々と相談にのってもらってただけ」とその場しのぎの言い訳が通用するわけもなく。


夫は「とにかく今日帰ったらゆっくりと話を聞かせてもらう。事によってはお前には出て行ってもらうし、その男にも慰謝料請求するから」


そう言い放って出勤しました。


どうしよう。

でも、絶対に彼に迷惑をかけるわけにはいかない。

大丈夫。

あのメールの内容から、何とか切り抜けられる。

切り抜けなくちゃ。


そう言い聞かせた私は、まずは彼にメールを送りました。


「ごめなさい。私の不注意で夫に携帯を見られてしまいました。

メールの内容から何とか切り抜けられると思います。

でももしあなたに今から電話しろと言われたら、話しを合わせて下さい。


私とあなたは18歳の時に知り合った。

グループ交際で、当時は私の一方的な片思いであなたは私に対して恋愛感情は全くなかった。

4年前、あなたがたまたまこちらに戻ってきた時に街で偶然再会して連絡先を交換した。

その後私が夫と喧嘩をした時に相談に乗った事はあったけれど、会った事は一度もない。

最近は連絡も取り合っていない。


そしてこんな事は迷惑だ!と怒って」


返信はありませんでした。

そうだよね。

こんな事にまきこまれてはたまらない。

彼にはそれ相当の社会的地位があるんだから。

彼の事は責められない。

悪いのは私。


そして自分自身にもこれ以外の事実はない。

彼は関係ない。だって私の片思いなんだからと言い聞かせて、何回も頭の中でシミュレーションを繰り返し、夫の帰りを待ちました。